リヤドロの美しさをお楽しみ頂きながら、日本や外国の旅の思い出、絵画と創作詩、美術館探訪etC・大人のロマンのひとときを。
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スコットランド女王の滅亡


RIMG1068.jpg


スコットランドは、
4日間のツーリストとして通りすぎてしまうには、
とても、もったいない場所でした。

RIMG1071.jpg

底知れない魅力を秘めたこの場所には、
こんな、思いかけないものまで、
私を待ち受けていました。

メアリー女王2

フリータイムに立ち寄ったスコットランド美術館。

ケースにおさめられることもなく、
天を仰ぎみるように
静かに手を合わせ眠っていた石像…

メアリー女王3

おそるおそる手を伸ばして、ドレスのフリルに
ほんの少し触れようとしただけで、胸の鼓動が高鳴りました。

シルバーの光の中の眠れる貴婦人。

この貴婦人こそ、エリザベス1世の終生の敵であり、
反逆罪で断頭台の露と化した、
あのスコットランドの女王、メアリー・スチュアートでした。

31mary.jpg


この女王の悲劇的な生涯は、
世界の文学、演劇、映画などで描かれ続けてきました。

一つの島に君臨した二人の女王。
運命のいたずらはこの二人の人生を明と暗に分けました。


38elizabeth.jpg

偉大な女王と、


処刑場のメアリー

処刑場に立つ女王として。


メアリー・スチュアートを語ることは、
エリザベス女王1世をそのまま語ることになります。

メアリー・スチュアートは、
類稀な美貌と見識、強い個性を兼ね備えた、
超一流の貴婦人でした。

「白の女王」と呼ばれたほど、白を愛しました。

私が目前にした、
荘厳なシルバーの光の色は、
メアリー女王をまとっていた白い美しい布が
長い歴史の中で、
まるで慇懃なシルバーに変色でも
したかのようでした。


女王メアリー


1603年、エリザベスの死とともに
エリザベスの遺言によって
メアリーの息子ジェームス6世が
ジェームス1世として王位を継ぎました。

こうして、イングランドとスコットランドは
一つに結ばれ、人々の悲願であった
連合王国が誕生しました。

メアリー・スチュアートの血筋は、
現代のイギリス王家に引き継がれ、

エリザベス1世は、子を遺さないという選択をし、
連合王国という、贈り物を国民に残しました。

憎しみあい続けた二人の女王、二つの国…


メアリースチュアート1

偉大な歴史の人物も、
市井の人々と同じように運命に翻弄されました。

11elizabeth.jpg


メアリー・スチュアートとエリザベス一世は、
ウエストミンスター寺院の同じ地下墓地で
静かに、眠っています。


39mary.jpg

メアリー・スチュアートは
「白の女王」のままに…










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この記事へのコメント
エドワードさん、こんにちは~♪

メアリー・スチュアートの棺のまわり
にぎやかに囲まれているのですね~

ほっとするお話しですね~(^_^)
リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/15(金) 11:55 [EDIT]
こんにちは~
メアリー・スチュアートの伝記を読んだことがあるのですが,ウエストミンスター寺院では,エリザベス1世の棺のまわりは寂しいそうですが,メアリー・スチュアートの棺のまわりは子孫たちの棺でにぎやかに囲まれているそうですよ^^なんか・・よかったなあと思わせるような話です・・・・
エドワード9395[URL] 2008/08/14(木) 15:40 [EDIT]
madamkaseさま、
ありがとうございます~♪

メアリー女王も、血塗りのメアリーと言われて
いたそうなんですね~

本当に、世界は今日まで、
争い続けているのですね。。。(-_-;)

リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/14(木) 04:46 [EDIT]
王家の歴史
洋の東西を問わずどこの国においても王家には血塗られた怨念の歴史がありますね。
ジョゼさんのレポートを読んで、私もイングランドとスコットランドの歴史をもっと知りたい
と思いました。
madamkase[URL] 2008/08/14(木) 02:39 [EDIT]
セリエさん、ようこそ~♪
私こそ、ご無沙汰ばかりでごめんなさいね。m(_ _)m

私も、まさか、メアリー・スチュアートと
ご対面できるなんて思ってもいなかったので
驚きました~

どの、肖像画も凜とした気品に
溢れていますよね~

又、世界史のお勉強してるみたいなんですよ~♪

リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/13(水) 20:33 [EDIT]
えいさくさん、
本当にいつも、ご丁重に、ありがとうございます~♪

歴史は、ずっと、戦いの連続なんだなあと、
つくづく思ってしまいますよね。

未だに、世界のあちこちで、恐ろしい殺戮が
繰り返されているのですものね。 (-_-;)

リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/13(水) 13:03 [EDIT]
弓蔵さん、ありがとうございます~♪

滅びる者への共感・・・それこそ悲劇の本質である

思わずうなりました~

断頭台、
あんなに、すらすらと、怖いショートが、
書けるとは!(@_@)

リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/13(水) 12:51 [EDIT]
おはようございます。
昨日、コメントを書こうと思ったら、コメント欄を見つけるのに手間取って、
メールを出しました。
宜しくお願いします。

ヨーロッパの過去の歴史について、興味深く読ませて頂きました。
昔から、人間、お互いに愛し合ったり、憎み合ったり、
ということがあったなあ、
時代は違っても、それは現在でも同じだなあ、と思いました。

過去のヨーロッパは様々な試練を乗り越えてきたのですね。
だからこそ、現在のヨーロッパが存在すると思いました。

【たかのえいさく】[URL] 2008/08/13(水) 08:52 [EDIT]
やっぱり判官びいきみたいな気持はあるんでしょうかね?洋の東西を問わず。

滅びる者への共感・・・それこそ悲劇の本質である(ニーチェ「悲劇の誕生」)

あ、断頭台の話、ワタクシもちょいと書いてみました!
弓蔵[URL] 2008/08/13(水) 06:57 [EDIT]
ひささん、ふたつもコメント、嬉しいです~♪

実は、私も、この石像に驚いて
メアリー・スチュアートのこと、
もっと知りたくなってしまったのです~

二人は、とても、複雑な関係で、
ここには書ききれなかったんですよ~

本、一冊分のヒストリーなの!

リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/13(水) 00:36 [EDIT]
showsun、こんばんは~♪

8年前に、westminster寺院でも、
開催されていたのですか!(@_@)
いつも、びっくりです~

showsunが、
アドレナリンが低くなりすぎたなんて、
初めてお聞きしましたよ~

バートナー、おそばにいますか(?_?)(^^;)

リヤドロジョゼ[URL] 2008/08/13(水) 00:30 [EDIT]
凛とした
こんばんは☆
二人の素晴らしい王女、何だか王位などに関わっていなかったら本当は気がとっても合っていたかもなんておもってしまいました。
お互いの立場があるとなかなか難しいですね。
ジョゼさんが紹介して下さって、メアリー・スチュアートをもっと知りたいと思いました。
イギリス、一度行ってみたいなぁ~♪
ひさ[URL] 2008/08/12(火) 23:54 [EDIT]
白い女王♪
こんばんわ~~

millenniumでwestminster寺院でいろいろやったことをもいだしました♪♪~^あれから早8年・・・。

>メアリー・スチュアートとエリザベス一世は、
ウエストミンスター寺院の同じ地下墓地で
静かに、眠っています

 体がクールダウンできたのですが^アドレナリンが低くなりすぎた感じで~連日、時間に関係なく眠く???
showsun-time[URL] 2008/08/12(火) 23:21 [EDIT]

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