
緑のトンネルは、歴史へのトンネル。
シェークスピア、「マクベス」の舞台になったコーダー城。
4大悲劇の舞台となった劇場の入り口に立つ。
吊り橋の上の鐘の音が、シェークスピアに
悲劇のペンを走らせたのか。
マクベスの運命は、ここから狂った。
三人の魔女は、
マクベスの理性に、欲望の呪文をかけ、
悲劇的な破滅へ向かわせた。
マクベスの伝説は、世界を超えて現代まで息づいている。
コーダー城は、伝説とは対象的な美しい
横顔をもつ瀟洒な緑の館だった。
モデルとなったマクベスは、
善政を執り行った立派な王様。
まるで、立派な王様に仕えた戦士のように、
緑の館を守っている庭師の姿。
緑の巨木は館の奧深くで
歴史という巨大な時の刻みを静かに横たえていた。
過ぎ去った時間、訪れた時間が、
形を変え、色を変え、緑のさざ波のように語りかけてくる。
そして、現代の人達の手によって
伝説の館、コーダー城に新しい光が差し込む。






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