
先日、私の手元に一冊の文芸誌が届きました。
『葦牙Journal』No.77.
「ジョゼさんも、何か書いてみない?」
Journal紙、創刊以来、
初めての女性編集者になられた、リミンさんから
そんなお誘いを受けたのは、昨年の11月頃でした。
「何でも思うままに書けばいいのだから、
少し暖めておいてみてね。」
創刊第一号1984年11月
現代の、文学と哲学を科学する、
総合文芸誌として発行された『葦牙Journal』
〜葦牙(あしかび)語源〜
葦の若芽:古事記(上)
「葦牙のごと萌えあがる物」(広辞苑)
東京、文京区本郷のビルの一角、いりす出版で
右端、「牧梶郎 編集長」はじめ、
そうそうたるお名前の方達が、
長年地道に編集に携わっておられるお姿です。
新星デビューを果たしたのは、
74号の大岡秀人さん!
実は、ブログのお友達です!
「アーチャー弓蔵のブンガクとテツガクな日常」
の弓蔵さん!
「持ち味が違うから面白いのよ。」
かくして、4月末、就職試験以来、
原稿用紙に文章を綴ったこともない私が、
リミン編集者の言葉に促されながら、
書かせて頂いた初めての寄稿文です。

リミングループ5人の【ブログ旋風77号!】
ラッキーダブルセブン刊行!
・「セ・ラ・ヴィ」を告げる音
リミンさんこと 中川璃々さん
・『嘘つきアーニャのまっ赤な真実l』
に見える社会主義、民族主義を読む
リミンさんのうちの彼こと 中川みのるさん
・デモシカ教師始末
弓蔵さんこと 大岡秀人さん
・連載・第4回 諷詠 夏に咲く
玲瓏瑠璃さんこと 星 陽子さん
・消えたゆけむり
ジョゼこと 河原 美来 
あしかびのごと萌えあがるもの
ブログワールドには、
無数の葦の芽が存在しています。
購読、投稿していただける方は、
女性編集者・リミンさん
まで、お知らせ下さいませ。
〜【葦牙ふぉらむ】第16回のご案内〜
・日時 2008年 8月30日(土) 午後1時半〜4時半
・会場 新宿区立社会教育会館 新宿区三栄町25
(TEL: 03-3341-1024)
(地下鉄丸の内線‘四谷三丁目駅’徒歩6分)
・テーマ
米原万里「嘘つきアーニャのまっ赤な真実」
から見えるもの
・報告者
中川みのる氏 ※リミンさんの旦那さまです。
※米原万里さんの作品(大宅壮一ノンフィクション賞)
から、民族の連帯と交流の難しさ、
その中で生きていく個人の方向性を
テーマに語られます。
〜お陰様でブログ開設3周年の夏となりました〜
このブログを共に育てて下さったお友達の皆さん、
3年間のご声援に心から感謝いたします。。
平和への祈りと共に。。。
ジョゼ
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スコットランドは、
4日間のツーリストとして通りすぎてしまうには、
とても、もったいない場所でした。
底知れない魅力を秘めたこの場所には、
こんな、思いかけないものまで、
私を待ち受けていました。
フリータイムに立ち寄ったスコットランド美術館。
ケースにおさめられることもなく、
天を仰ぎみるように
静かに手を合わせ眠っていた石像…
おそるおそる手を伸ばして、ドレスのフリルに
ほんの少し触れようとしただけで、胸の鼓動が高鳴りました。
シルバーの光の中の眠れる貴婦人。
この貴婦人こそ、エリザベス1世の終生の敵であり、
反逆罪で断頭台の露と化した、
あのスコットランドの女王、メアリー・スチュアートでした。
この女王の悲劇的な生涯は、
世界の文学、演劇、映画などで描かれ続けてきました。
一つの島に君臨した二人の女王。
運命のいたずらはこの二人の人生を明と暗に分けました。 
偉大な女王と、
処刑場に立つ女王として。
メアリー・スチュアートを語ることは、
エリザベス女王1世をそのまま語ることになります。
メアリー・スチュアートは、
類稀な美貌と見識、強い個性を兼ね備えた、
超一流の貴婦人でした。
「白の女王」と呼ばれたほど、白を愛しました。
私が目前にした、
荘厳なシルバーの光の色は、
メアリー女王をまとっていた白い美しい布が
長い歴史の中で、
まるで慇懃なシルバーに変色でも
したかのようでした。 
1603年、エリザベスの死とともに
エリザベスの遺言によって
メアリーの息子ジェームス6世が
ジェームス1世として王位を継ぎました。
こうして、イングランドとスコットランドは
一つに結ばれ、人々の悲願であった
連合王国が誕生しました。
メアリー・スチュアートの血筋は、
現代のイギリス王家に引き継がれ、
エリザベス1世は、子を遺さないという選択をし、
連合王国という、贈り物を国民に残しました。
憎しみあい続けた二人の女王、二つの国…
偉大な歴史の人物も、
市井の人々と同じように運命に翻弄されました。
メアリー・スチュアートとエリザベス一世は、
ウエストミンスター寺院の同じ地下墓地で
静かに、眠っています。
メアリー・スチュアートは
「白の女王」のままに…




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里山暮らし、ときどきスペイン―やっと見つけた日本の本拠地!
(2006/06)
中川 璃々
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『ガラスの向日葵』
向日葵は
夏の太陽の子ども
だから
太陽に会いたい
けなげな向日葵の
首がもたれてきたら
たくさんお水を含ませて
ガラス越しから
又、母さんに見せてあげようね
夏の太陽は
向日葵の母さん
だから
向日葵に会いたい
野原で小さな
向日葵の種を見つけたら
たくさん摘んで
まっすぐ咲く姿を
又、母さんに見せてあげようね
夏の天使は、
とても丈夫なからだと指をしているね。



お陰様で、暑い夏の日に、
娘に、初めての女の子が無事に生まれました。
ガラスの箱の中で、
小さな小さな指先を動かしています。
この女の子の手が、
ドールハウスにさわりたがる日が、
とても楽しみになりました。




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