今年の秋の旅、 善行よろしい??リタイア夫婦、
「牛に引かれて善光寺参り」ならぬ、、
「夫に引かれて善光寺参り?」からスタート!!
「遠くとも一度は詣れ善光寺」
千四百年の風雪を漂わせる、山門前。
人々の心の拠り所として、
老いも若きも、訪れる善光寺。
たくさんの人々の願いごとが、
信濃の秋空の中に、立ち昇ります。
日本最古の秘仏が、ひっそりと眠り、
宗派を超えて、
人々を迎えいれる善光寺。
戦国時代から、 幾たびも、
時の権力者に翻弄されながら、
武田信玄、織田信長、
豊臣秀吉、徳川家康。
戦国の最高峰の武将たちが、
覇権の勝者の証として、
奪い合った善光寺の御本尊。
厚く信仰された鎌倉幕府の崩壊、
そして、戦国の世を経て、
徳川家康の築いた泰平の世。
争乱から平安へと。
「忠霊殿」
平安から争乱も、グローバルな時代。
1998年2月、長野冬季オリンピックの開会式では、
善光寺の鐘の音が、
世界に向けて響きわたりました。
そして、10年後の2008年4月、
中国は、チベット仏教を弾圧。
善光寺は、 北京オリンピックの、
聖火リレーの出発式会場から辞退しました。
そして、善光寺は、
同じ仏教徒として、
中国に抗議するため、
「中国とチベット」
双方の犠牲者への追悼法要を実施しました。
その年の11月、 ダライ・ラマ14世は、
善光寺に感謝訪問されました。
ここ、忠霊殿には、
ダライ・ラマ14世から贈られた、
釈迦像が公開されていました。
日本人の信仰のルーツに触れながら、
日本の歴史、
世界の今を感じながら、
秋雨に濡れる善光寺を後にしました。
~信州の旅、続いてお楽しみくださいね~
~リヤドロミュージアム&手作りミニチュアドールハウスをお楽しみ下さい~