リヤドロの美しさをお楽しみ頂きながら、日本や外国の旅の思い出、絵画と創作詩、美術館探訪etC・大人のロマンのひとときを。
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ワーズーワースのダウ・コテージへ
[イギリス]


ワーズーワース1


代表作の詩題、
『水 仙』に、美しく彩られている
ワーズーワースのダヴ・コテージのプレート。

1799年から1808年までのあいだ、
ワーズワースが過ごした邸宅です。

このコテージで、数多くの名詩が誕生しました。



アルマ春のはな


『水 仙』            
             

谷また丘のうえ高く漂う雲のごと、
われひとりさ迷い行けば、
折りしも見出でたる一群の
黄金(こがね)色に輝く水仙の花、
湖のほとり、木立の下に、
微風に翻りつつ、はた、踊りつつ。


天の河に輝やきまたたく
星のごとくに打ちつづき、
彼らは入江の岸に沿うて、
はてしなき一列となりてのびぬ。
一目にはいる百千の花は、
たのしげなる踊りに頭をふる。

ほとりなる波は踊れど、
嬉しさは花こそまされ。

かくも快よき仲間の間には、
詩人の心も自ら浮き立つ。
われ飽かず見入りぬ
されど、そは
われに富をもたらせしことには気付かざりし。

心うつろに、或いは物思いに沈みて、
われ長椅子に横たわるとき、
独り居(ひとりい)の喜びなる胸の内に、
水仙の花、しばしば、ひらめく。

わが心は喜びに満ちあふれ、
水仙とともに踊る。
                                               (田部重治訳)


kosuichihou_suisen.jpg


この水仙の詩は、
ワーズワースの作品の中で
最も愛されている一つです。

黄金に輝く水仙の群生の前で、
花の命を讃え、
脳裏に焼き付けられた
その美しい生命力の輝き。

人生の途上の憂いのさだかにあっても、
生きる勇気と喜びを変わらずに
喚起させてくれた自然への賛歌と感謝を、
見事に謳いあげています。


RIMG1236.jpg

少しも華美ではない、ひっそりとしたコテージ。

床の木は、何百年もの歳月に磨きこまれ
窓辺の日差しを受けて、
黒い光を放っていました。

ワーズワーススクール

ワーズワースは、
イギリス独自の風景式庭園を、
「イングリッシュ・ガーデン」として定着させた
自然保護活動家でもありました。


ダウ・コテージの裏庭


当時、イタリアの影響の色濃かった、
「絵のように美しい」造形庭園。

ワーズワースは、自然破壊を伴う
「ピクチャレスク」より「ガーデネスク」をと、
唱え、自然本来の美しさに立ち返る、
「ガーデネスク」のいしづえの役目を果たしました。

RIMG1240.jpg

館内は、残念ながら撮影禁止でしたが、
若い青年のガイドさんは、
熱心に、ワーズワースの残した、
歴史的な仕事について熱弁してくれました。

湖水地方に住む人々にとって、
ワーズワースは、
芸術と自然の父、そのものなのでしょう。

そして、屋敷を去る日本人の私達に、
手を合わせながらお辞儀をしてくれました。

その、礼儀正しい姿に思わずメンバーで
手を合わせて別れを告げました。

ワーズワース11スクール

good-by


新・湖水地方2

又、旅のどこかで会えるのを楽しみに。











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