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『夏の風』絵とつぶやき


鶴田一郎・湯上がり・コラージュ



残暑お見舞い申しあげます。

猛烈な暑さに見まわれながら、
8月最後の午後となりました。

うとうとと、横たわっては、
思い浮かべる、遠い幼い日の夏。





『夏の風』


夕餉を終え、
湯から上がってきた大人たちが、

「さぁ、スイカだよ。」と、

路地で、夕涼みをしている子供たちに、
一斉に声をかける。

「待ってました。」とばかりに、
こどもたちは、縁台につめかけ、
冷たいスイカにかぶりつく。

「そんなに慌てなくても、
ちゃんと、人数分あるよ。」と、
にがわらいの、おとなたち。

こどもたちは、
器用に種を吹き飛ばしながら、
みるみるうちに、平らげていく。


夕暮れのスイカは、
したたりおちる夏の蜜ろう。


スイカの後の花火。


異年齢ごちゃまぜのこどもたち。
火をつけるのは、年長の男の子。

年下のこどもたちは、
今か今かと、膝をかかえて、
自分の番を待っている。

小さな私の手には、線香花火。

キラキラ光る、小さな火玉。

いつも、あっという間に、
燃えつきて、夜の土の上に、
ふわりふわりと、力なく消えた。


夕暮れの線香花火は
最後の一本が一番さびしい。


花火の後の眠り。


熱いかやの中で、
何度も寝返りを打つ私。

かやの外から、
いつのまにか、
規則正しい風が行き来してくる。


線香花火のさびしさは、
母のうちわが吹きおくる。


子どもの一番の
安 堵 と、
し あ わ せ は、
きっと、
あのうちわの風の中に
あったのだろう。



鶴田一郎・団扇・コラージュ




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