日本の夕日100景の一つ、屋島の夕日。
屋島の戦いの名場面、
平氏軍から美女の乗った小舟が現れ、
竿の先の扇の的を射よと挑発。
受けて立ったのは源氏の那須の与一。
海に馬を乗り入れたかと思いきや、
弓を構え「南無八幡大菩薩」と唱え、
見事に扇の柄を射抜いた。
矢は海に落ち、扇は夕日の空を舞いあがった。
平家物語の名場面、「扇の的」
この美しい夕日を舞台に、
赤い日輪の扇が、白波を浮きつ沈みつ漂うさまは、
戦陣にあっても興趣を忘れない、
敵味方両者の美学を彷彿とさせます。
吉川英治の新・平家物語を読破したのは、
確か30歳のはじめ頃。
いきいきとした登場人物の魅力と、
小説の面白さにはまり、
全巻を夢中で読み終えてしまいました。
この世の無常というものを、
まだ若かった私に全編を貫いて、
痛烈な印象をもって教えてくれた作品です。

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕はす。
奢れる者久しからず、ただ春の世の夢の如し。
猛き人も遂には滅びぬ。
偏に風の前の塵に同じ。
屋島悠久ロマンの夕暮れ。
☆ゆっくりとめぐる日本の旅を、ご一緒に〜☆
いつもありがとうございます♪♪


祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
日本一有名なイントロではじまる平家物語の舞台を訪ねて。
すすきの穂が揺れる、夕暮れせまる屋島。
若き源の義経の弓流し、那須与一の扇の的をはじめ、
源平合戦の古戦場の勇者の姿が残されている。
源氏の兵が、
血のついた刀を洗ったという伝説がある「血の池」
源平合戦ゆかりの宝物を有する四国霊場
第84番札所「屋島寺」

蓑山大明神
本堂の右、四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神。
姿もほほえましい子宝の神さま。

子宝を願っての旅なのか、若い夫婦のお遍路さん。

それぞれの祈り、願い、希望、未来。
寺に続く参道。
歩き疲れたお遍路さんを、
お茶で出迎えてくれる地元の人たち。
ご詠歌
梓 弓屋島の宮に詣でつつ
祈りをかけて勇む武夫



秋にめぐる日本の旅。
心地よい秋空にさそわれて、はじめての四国へ。

日本百景の一つ、鳴門海峡へ。
世界3大潮流の一つ、鳴門海峡の渦潮。
逆巻く渦の飛沫が衣服を濡らすほど、
間近に迫る 「観潮船」
すさまじい轟音を立てながら、
渦潮が交錯しながら流れていく壮観なさまは、
身震いするほど。

世界で3番目の速さといわれ、
海上45メートルの高さから、眼下に見下ろした渦潮。
日の光を浴びた穏やかな海峡。
まだ無名だった作家、吉川英治の名を、
不動のものにした作品「鳴門秘帖」
ここ鳴門の渦潮を背景に、
多彩な人物が織りなした波瀾万丈の物語。
海峡を見おろすこの地には、
国民文学作家として愛された、
吉川英治を讃える文学碑がひっそりと残されています。






東京、曇天。
~本館・オリジナル・リヤドロミュージアムをお楽しみ下さいね~


朝一番に、開け放った窓辺に、初秋の風。
やっと訪れた瞬間に、嬉しくて飛び起きてしまった。
早い朝食を終えて、久しぶりに散歩に出かけた。
緑豊かな散歩道には、
老夫婦、犬の散歩、走っていく若者の姿。
私は、すっかり仲良くなったアイフォンのイヤホンで、
ヒーリングミュージックを聴きながら、
ゆっくりと小一時間ほど、歩いた。
言うことを聞かない駄々っ子のような、
長い長い夏が去りはじめ、
はにかみ屋の少女のような、
安らかな初秋の風が吹きはじめ、
とても幸せな気持ちになった。
この秋は、どんな秋になるのだろう。
「涼しくなったら会おうね。」
そんな約束をしていた、幼馴染たち。
38年ぶりに再会するはずのクラスメート。
次々に、懐かしい友の顔が浮かんできた。
初秋の風は、
いつも私に、優しい記憶を運んでくれる。
〜やっと涼しくなりましたね!素敵な秋をお過ごしくださいね〜♪♪







300年以上の歴史をもち、
1階の丸天井のホールは7000人も収容できるという、
巨大なビアホールは、
今では、地元の人たちが夜ごと、人生を謳歌し、
世界中の人々の憩いと音楽とダンスの場所。
若い男女の踊り子たちは、
むせかえるような熱気の中で、
日夜、踊り続けています。
ドイツの平和に乾杯!!


白夜のホーフブロイハウスの周囲に集う、
ミュンヘンの人々。
家族、友人たちとのひとときを、
何よりも大切に暮らすヨーロッパの価値観が、
どこかしこにも息づいています。
さあて、
今夜も、思い切り楽しもうぜ。

東京に、14日ぶりの恵みの雨。
午前の家事の手を止めて、
思わずベランダにかけよってしまった。
乾ききったコンクリート道を、
思い切りたたきつけていく、
小気味よいほどの雨の音。
ふっと、瞬間の涼風を感じて、
突然、雨に降られた歩道の人たちのことも忘れて、
何だか急に、ほっとしてしまった。
もうとっくに、晩夏のはずなのに、
狂った夏が、
なかなか過ぎ去ろうとしてくれないので、
雨で煙った灰色の空が、
妙に心を落ち着かせてくれた。
通り過ぎた瞬間の雨が、
小さなしあわせに感じられた9月のはじまり。



ミュンヘンの青空は、ため息が出るほど美しい。
大空に手をかかげる、マクシミリアン・ヨーゼフ像。

石畳に市電が通り抜ける、マクシミリアン通り。
9月から6月まで、ほぼ毎日、オペラやバレエが上演される、
世界的に有名な バイエルン国立歌劇場前。
ワーグナーの音楽に溺れ、
その音楽世界に全てを賭けた、
あの、ノイシュバンシュタイン城のルートヴィヒ2世は、
この劇場で、深夜たった一人で、
ワーグナーの歌劇に酔いしれたそうです。

まだ、ミュンヘンの入り口に立ったばかり。

ドイツ人口第三位の、
ミュンヘンのホテルは、機能的でシンプル。

自由気ままな、いでたちで闊歩する人たち。

いつも思い出させてくれる、こんな光景。

お洒落な帽子屋さん。

さすが、ビールの国ドイツ。
街中で、ジョッキをぐびぐび!

外も中も、ビール、ビール!
おじさまたち、お腹も、お見事なビール腹!

~本館・オリジナル・リヤドロミュージアムをお楽しみ下さいね~


クーラーの無かった幼い頃、
朝の涼しいうちに夏休みの宿題を済ませ、
昼ごはんを終えると、良く昼寝をさせられた。
遊びたいので、
いやいや畳に横たわるのだけれど、
いつのまにか、枕一つ、ふにゃりと眠りにおちた。
そんな日は、
たいてい私の方が早く目覚めてしまうので、
眠りに飽きてしまった私は、ごぞごそと動いては、
何とかして母を起こそうとするのだが、
夏の家事で疲れた母は眠りから覚めない。
あきらめては仕方なく、隣の母の寝息を聞いていた。
今思い返してみると、そんなふうにして、
熱さから体力を温存しようとしていたのかもしれない。
そんな昔のことを思い出させるほど、
今年の夏は、たくさん午睡してしまった。
ここ数年の異常気象で、夏の心身が悲鳴を上げ、
自然の休息を求めているのかもしれない。
あの頃、熱中症という言葉があったのだろうか。
まだそこそこに、人々と電力は、
適度に折り合いがついていた時代だったのかもしれない。
コンビニも無い都会の片隅で、
いつでも好きなように、
午睡に落ちることができることのありがたさが、
やけに身にしみた、今年の夏の日々でした。

何世紀もの間、



選帝侯カール・テオドール像の下で、

石のアーチをくぐり抜けて。



そして、あのロマン派のシューマンも、
若かりし日、
ハイデルベルク大学の法学部に転学した秀才の一人。
妻、クララと共に住んだ愛の住処がありました。

法律よりも音楽を!
夢をあきらめなかった若き日のシューマン。
シューマンの音楽の翼は、
ここハイデルベルクの空から、全世界を駆けめぐりました。



ドイツのあの爽やかな、初夏の午後が懐かしい。
ドイツ最大の文教都市、ハイデルベルクの魅力を探りに、
カメラ片手に、街歩き!!

ドイツの日常、 街の人の顔、
通り過ぎてしまったら、
あっという間に消えていく風景。

ドイツのどこよりも早く春の花が咲く、ハイデルベルク。

人口13万9300人のうち、
アメリカ人軍関係者が約2万人、
学生が2万5800人という大学の街。
そのうち、約3000人が外国人留学生で、
その出身国は、世界80カ国にわたるとか。

学生さんたちの大好きな、パン屋さん。

まさか、砂キャンデイ?


第二次世界大戦の被害を受けずにすんだ街のせいか、
若者たちは、歴史あるたたづまいに溶け込みながら、
陽気にのびやかに大学生活をエンジョイしているようです。

多くの詩人や芸術家が魅了された街。
日本のオールド・ドイツファンに人気のある、
マイヤー・フェルスター作・「アルトハイデルベルク」の舞台も、
ここ ハイデルベルク。

路地裏で生まれるたくさんのヒストリー。

赤いレンガの旧市街の街並みと、
ネッカー川と古城と緑のおりなす美しい調和。
66歳のゲーテが24歳のマリ アンヌと、
予期せぬ恋に落ちた街。
ゲーテは、
「私はここで愛し愛され、幸せだった」と、
ハイデルベルクの石碑に詩っています。



未知の世界だったドイツ。
その未知の世界が、視界いっぱいに広がった。
ドイツの古城の中でも、最も歓声のどよめきが、
沸き起こる場所。

ハイデルベルク城から一望する眼下、
旧市街の赤い屋根の町並み、ネッカー川の流れ、緑の森が、
一気に眼に飛び込んできて、
その美しさに何度もシャッターを押してしまいました。

廃墟となったハイデルベルク城の風情は、
ロマン主義の芸術家を魅了し、ゲーテも何度も訪れています。

廃墟のうら寂しさと、
700年の出来事を秘めた城の歴史。

栄華と戦いの名残。
崩壊寸前の外壁だけを残した城。

「エリザベスの門」
フリードリッヒ5世は、愛する英国生まれの妃、
エリザベス・スチュワートの19歳の誕生日のために、
一夜のうちに、この門を建てさせたそうです。
誕生日の朝、いつもの散歩道で、
昨日までは無なかった、自分の門を見つけて、
他国から嫁いだ、うら若い王妃は、
どんな高価な宝石よりも、
嬉しかったのではないでしょうか。

ドイツ最古のハイデルベルク大学。旧校舎。
ヨーロッパの古い大学は、
こうして殆どが、目立つこともなく町に調和されています。


16世紀に建てられた学生牢。
酔っ払ったり、決闘 したり、血気盛んな若者たちが、
いましめのための収監に、使われていたそうです。
それでも、授業はちゃんと受けさせてくれたなんて、
やっぱり、懐が広いですね。


学生牢に名を残すことを、
競いあっていた貴族の若者達。
いつの時代も、
ほほえましい青春の勲章の足跡。



階段状の切妻屋根がひときわ美しい、
この都市貴族の3軒の館は、
15世紀初めに市に買い取られ、
レーマー(旧市庁舎)となりました。

世界的な文豪ゲーテは、 このフランクフルトで生まれ、
「フランクフルト市民の偉大な息子」と呼ばれ、
市民の大きな誇りとなっています。

色まちまちの木組みの家並み。




こんな、こぢんまりと可愛らしい町なのに、
やっぱり、ドイツは、世界遺産の宝庫。

ワインの町、
リューデスハイムのお楽しみは、居酒屋めぐり。


花咲き乱れる素敵な庭先の上は、
何と、ワインの居酒屋さん!
たくさんの国の人たちが、
たっぷりとワインの豊穣な香りに酔いしれていました。











ヴュルツブルクは、ドイツ中央部にある中世の宗教都市。
曇天のヴュルツブルクの街。

やってきたのは、レジデンツ前。 (大司教の宮殿)

バロック様式のこのレジデンツは、
18世紀、建築家 バルタザール・ノイマンによって、
司教のための館として建てられました。

この大宮殿は、当時、類をみないスケールと斬新さだった為、
建築当事は、設計ミスだ、
何かあればすぐにでも壊れてしまうと、
散々に酷評されましたが、
ノイマンは「砲弾を打ち込まれても、決して崩れない」と、
世間に大反論しました。

レジデンツ正面の広場には、
フランケン地方の守護神、フランコニアの噴水。

最も有名な「階段の間」は、
柱の無い広大な吹き抜けに、画家ティエポロの描いた、
世界で一番大きい、
670平方メートルもあるこのフレスコ天井画。
世界の四大陸である、
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカの風景と、
それを代表する人物や動物、神々が描かれています。
見上げているのがやっとという、
大きさとスケールに只 、圧巻されっぱなしでした。


豪華絢爛な宮殿内を、
撮影禁止のため、数枚のポストカードでしか、

「絶対に崩れる」と騒がれていた吹き抜けは、

「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」として、
世界遺産に登録されています。




広大な緑に見送られ、
夢うつつな幸せな午後のひとときでした。
〜なでしこジャパン、やりましたね!!〜





ご感想は、拍手欄から、お手数ですが、お願いいたします。》

大都市ケルンの郊外ブリュール。
ブリュールの雨雲を予感させながら、
遠くに浮かび上がる、アウグストゥスブルク宮殿。

期待を膨らませながら、ゆっくりと門に向かいます。

美しい庭と、森に囲まれた、ロココ様式の宮殿。


当時の優秀な芸術家たちが競って腕を奮っただけに、
絵も彫刻も、眼に見張るものがありました。


森の中にひと際生える、大きな彫像。



ドイツは、33箇所の世界遺産の宝庫です。
晴れかけた空と広大な緑に見送られ、
又一つ異文化と共に過ごせた、
幸せな午後のひとときでした。
~ドイツの世界遺産を巡る旅、又、お楽しみくださいね~♪




《只今、コメントをお休みさせていただいております。失礼をお詫びします。m(_ _)m》
暑中お見舞い申し上げます
今年も、連日の猛暑が続いていますが、
お元気でお過ごしでしょうか。
真冬は寒く、真夏は暑い私のパソコン部屋。
クーラーの節電のために、
この時期は、ほとんどリビンクで過ごすことになります。
おまけに、アイフォンで、何でも見られるので、
パソコンもますます、遠い存在になりがち〜
長期の旅以外は、ほとんど、インドア派の夫婦が、
一日中、同じ部屋にいて、
朝は、連ドラの梅ちゃん先生からはじまり、
BS放送、海外ドラマ、映画、
おまけに今は、連日のオリンピック観戦と。
こうなると、
いつも観たいものが同じというわけにはいきません〜
「 、買うか! 」
ご存じ、メカが大好きな夫の言葉に、ギクッ!!
ようやく最近、アイフォンの便利さに目覚め、
やっと仲良しになれたこの私なのに??
しぶしぶだった私の眼に、
飛びこんできた、美しく鮮明な画像!!
ゴロゴロしながら、
何でも好きな番組が、観れてしまいます♪
というわけで、旅の写真の整理もできぬまま、
今年も、毎日が寝ぶたまつり〜〰
〜うなぎが高くなりすぎて、がっくりですが、夏バテにお気をつけて〜♪♪




パラソルのリヤドロ~♪ posted by (C)ジョゼ
一作日から、はじめたばかりのドイツの旅行記。
だいたい、更新のおさぼりが多い私、、
足跡を残してくださったり、ご訪問していただいたり、
気まぐれな更新なのに、本当に、ありがたいことです〜♪
おさぼりの原因の一つは、
フォトがいっぱいになってしまったこと。
それで、だいぶ前から、
フォト蔵を使用していましたが、
旅の写真が多すぎて、ブログのレイアウトを
考えながら転載するのに、
これもまた、時間がかかりすぎ、
眼は疲れるし、肩は凝るし、頭を痛めていました。
最後の手段、グーグルのピカサを使って、
やってみよう〜と、いうわけで、
ドイツの旅行記をスタートさせてみたら、
何と、昨日から突然、
画像が消えちゃいました!
検索で調べたら、
グーグルさんも、最近こういうことがあると知って、
もう、ショック〜〰
せっかく、ご訪問いただいた方たちに、
ひと言、おわびをしなくてはと、、、
グーグルピカサが、ちゃんと復帰するまで、
もう少し、様子を見て、対策を考えますので、
しばし、ごめんなさいませ。
~梅雨空の上、又、頭痛の種が増えた私です~




ロマンティック街道、ドイツ・アルペン街道。
シュタインガーデン、
世界遺産、ヴィースの巡礼教会へ。
のどかな村の牧草地に、
ひっそりと立つ素朴な草原の教会。
質素で素朴な外観からは、
想像もできない、眼の覚めるような天井画。
天才建築家ドミニクス・ツィンマーマン、渾身の装飾。
「天から降ってきた宝石」といわれる、
ロココ建築の教会の世界の最高傑作。
厳粛なオルガンの音色が響きわたって。
『鞭打たれる救い主』像。
このキリスト像のあまりに 痛々しい姿は、
信者の不評になり、
長い間、修道院の食堂主人の屋根裏に放置されていました。
1738年6月14日、農婦マリアが哀れに思い、
像を引き取り、祈りを捧げていたら、
キリストの瞳から、涙が流れたという奇跡のお話。
「ヴィースの涙の奇跡」に心誘われて、
世界中から、たくさんの巡礼者が訪れています。
ヴィースは、ドイツ語で、「草原」
広大な草原の風に吹かれながら行く、
ロマンティック街道の旅空。




~うっとおしい毎日ですが、 ドイツ世界遺産、お楽しみくださいね~♪








「美の化身」と謳われた、バイエルン国王ルートヴィヒ2世と、



城内を埋め尽くす、
ワーグナーのオペラのモチーフをを描いた壁画の数々。
未完成のまま終わった、ノイシュヴァンシュタイン城。

青空の下、白亜に輝きそびえ立つ、




~大変ご無沙汰してしまいました。
又、ゆらりと、ドイツの風景、お楽しみくださいね~♪


ストックホルム市庁舎で、
世界の人々が立ち寄る、もう一つの場所は、
二階の「黄金の間」です。
ノーベル賞受賞パーティーの、
舞踏会広間として使われる、
この「黄金の間」。
大壁画「メーラレンの女王」
王座に坐った女王の手には、
王冠と王笏(おうしゃく)。
戦争への怒りをこめた厳しい顔つきが、
市民の賛否両論を生んだそうです。
1900万枚の金箔モザイクで作られた、
壁画の数々。
照明の抑えられた広間から、
くっきりと、浮かびあがってくる、
黄金の壁画の数々。
金箔モザイクの見事さ。
外光で、市庁舎の赤レンガの壁面を、
よく見てみると、
表面を突いて凹凸を残す、
精密な「敲仕上げ(たたきしあげ)」に、
あらためて驚かせられます。
メーラレン湖と、明るい平和な笑顔。
そろそろ、ランチタイム。
レストランの入り口で、
可愛い天使が迎えてくれました。




~ストックホルム、お次は、どこでしょう~♪
☆いつもありがとうございます~♪☆~リヤドロミュージアム&創作ドールハウスをお楽しみ下さい~
ストックホルム最大のランドマーク、
ノーベル賞の記念晩餐会が行われる市庁舎です。
12年の歳月をかけた、
赤レンガ造りは、堅牢な城塞のように壮観。
市庁舎は、
ストックホルムの自由と自治、正義のシンボル。
壁面は、100万個の赤レンガの表面を、
手作業で細かく穴をあける工夫がされ、
こうして、会場内の光と音が、
柔らかく反射、反響するように工夫されています。
大勢のスタッフが、コンピューターを駆使して、
立ち働いていました。
ダイナマイトを発明した、アルフレッド・ノーベル。
ノーベル賞は、その遺言によって設けられ、
世界平和のために、貢献し続けています。
廊下には、歴代の受賞者の似顔絵が、
ユーモラスに飾られていました。
この「青の間」が、
毎年、12月10日に開催される、、
ノーベル授賞式後公式晩餐会の会場となります。
この階段が、
最高のスポットライトに変化します。
ふだんは、
こんなにひっそりしている会場ですが、
晩餐会の夜には、
美しいビクトリア王女を中心に、
豪華絢爛な宴となり、世界の功績を讃え、祝福しあいます。
※上のフォトのみ、ストックホルム時事ニュースより。
世界で、社会的平等と民主主義を、
早々と、確立させたスウェーデンの市会議事堂。
国政選挙の投票率、85%を超える国民性。
天井は、自由と平等を愛した、
祖先バイキングの家の屋根を、
イメージして作られています。
メーラレン湖の水面が広がる裏庭。
いつでも自由に行き来できる、
ストックホルムの市民の憩いの場所でした。




~ストックホルム、引き続き、お楽しみ下さいね~♪いつもありがとうございます
海外旅行・参加中~リヤドロミュージアム&手作りミニチュアドールハウスをお楽しみ下さい~
スウェーデンの首都、
北欧のベニスといわれる、
水の都ストックホルムに、
美しい朝が訪れます。
何といってもストックホルムの魅力は、
豊かな自然に恵まれているところ。
大きな都会でありながら、
気軽な魚釣りや、夏の水遊び。
豊富なウォーキングコースも、
よりどりみどり。
「ここ、駅なの?」
まるで、バス停みたいでしょ。
でも、れっきとした無人駅でした!
温かな木のベンチ。
清潔感いっぱいで、気持ちがいいでしょ。
駅前のモニュメントと、心浮き立つ春の花。
こんな町で、リゾートしたくなっちゃった。
朝の光にさそわれて、
誰もいない海辺の小道を、ゆっくりと歩きます。
突然、まぁ、大胆な彫刻が!
作者さんは、不明のようす。
生の賛歌に、
名前は、いらないでしょ。。って?
さすが、大らかなスウェーデンですね。
刻々と明るくなる空と海。
どこにいても、誇らかな国旗の立つ、
スウェーデンの一日が、
こうして始まりました。
春の気配も少しづつ。
今年の旅の計画も、
そろそろ練りださなくちゃね。
その前に、
北欧の思い出の風景を、一挙公開!!
はじまりは、スウェーデンの上空から~♪
ストックホルム・アーランダ国際空港到着!!
憧れの北の水の都。
ストックホルムらしい、水辺の風景。
ホテルの周囲は、
一面が、こんなふうにヨットハーバーです。
遠くから、
スウェーデン国旗で出迎えてくれた、
この美しいホテルは、
「☆ホテル・グランド・サルツショーバーゲン☆」
畏怖堂々とした、 白亜の館です。
穏やかな光が差し込む、
重厚なロビーもラウンジも、
木のぬくもりで、ゆったりとくつろげます。
トランクの荷もそのままに、
ホテルの庭園散策へ。
広い庭で、
海辺の風に吹かれながら、
真っ白なベンチで一休み。
「本当にスウェーデンに来たのね。」
暮れゆく、初めてのスウェーデンの空の色。
北欧の旅の序章が、
静かにはじまりました。




北欧の旅、又、少しづつお楽しみくださいね~♪
☆いつもありがとうございます~♪☆~リヤドロミュージアム&手作りミニチュアドールハウスをお楽しみ下さい~
桃の節句も終えたというのに、
又、今日はひどい冷え込みで、寒い~〰
最近、人生で始めての経験(?_?)、というのが続きます。
まず、脳天まで痺れた歯痛!
歯痛を知らないなんて、しあわせね~ と、
皆から、良く言われていたものです。
まさか、あんなに、痛いなんてねぇ。
痛み止めのイブも、2箱も飲んでしまった。
イブ中になりそうな毎日。
もう一つ、私の未経験項目には、
花粉症というのがありました!
これも、我ながら、
自慢できるたった一つの項目でしたが、
な、ん、と、3月間近に、 ハッ、ハックション!
目からは、ぼろぼろのなみだ!
私は、おめでたいことに、
タマネギの皮をむいていたせいだと
思いこんでいました。
し、か、し、 翌日、外に出ても、
たらり~ たらり~ ぼろり~ぼろり~
えっ、まさか、これが、 かの有名な、花粉症??
アレルギーテストで、
何一つ、ひっかかたことがないという、
それだけが自慢だったというのに~
私は、生まれてはじめての経験の前で、
かゆかゆの眼を、こすっては、嘆き、
たらり~たらり~の、鼻腔に、
せわしなく、ティッシュを当てながら、
只、只、 買い物道に、
立ち止まるのでありました~
~春間近、花粉症に、ご用心!!~
いつもありがとうございます♪
~リヤドロミュージアム&創作ドールハウスをお楽しみ下さい~
plaza.rakuten.co.jp/abaci/
イタリアの豪華客船、コスタ・コンコルディア号が、
座礁したニュース映像には、
本当に驚いてしまいました。
写真の左が、座礁した、コスタ・コンコルディア号です。
右側が、地中海クルーズで、
私が乗船した、
同じイタリアの新造船、MSCファンタジア号です。
ジェノバの港から、
仲良く出航した、二つの豪華客船。
船内のデッキから、
コスタ・コンコルディア号を、
こんなふうに撮影しては、楽しんでいました。
船どおしが、近ずくたびに、
デッキから、手を振り合いました。
コスタ・コンコルディア号も、
MSCファンタジア号の乗船客も、
地中海クルーズの、旅の喜びと楽しさで、
デッキの上からでも、
その歓喜ぶりが、お互いに伝わってくるようでした。
寄港地では、
こんなに、びったりと船体を寄せ合いました。
コスタ・コンコルディア号に起きた、
突然の悲劇!!
「まるで、タイタニックのようだった。」
生還された、アメリカ女性のことばです。
あの華麗な船体が、
無残な姿で、
美しいエメラルド色の地中海に、
横たわっていることが、
今でも、信じられないような気持ちです。




~只今、コメントをお休みいただいています~

デュフィ『電気の精』
それは、突然のできごとでございました。
機械物が大好きな、夫君、
「やっぱり、これからは、スマートフォンだ!!」
何しろ、10数年前、
スマフォ一号機?(PDA)に飛びついた夫君。
買ったは良いものの、あまりに使えない代物で、
憤慨して、お蔵入りにさせたという暗い過去が。
ところが、
スティーブジョブ氏の忘れ形見となった、
アイフォン4S。
発売と同時に、とうとう予約!!
私も合わせて、
機種替えして、嬉しいカンタン携帯に。
と、
ここまでは、良かったのですが、
お優しい夫君??
私が、カンタン携帯のマニュアルを、
やっと物にした頃、
「震災もあったことだし、
これからは、やっぱり、安否確認のために、
GPS機能がついてなくちゃね。」
と、私にも、アイフォン4Sを、
買ってくれちゃいました~〰
えっ~〰、
大文字のカンタン携帯で、
ご機嫌な私は、嬉しいより、ガックリ、、、
まぁ、それからが大変!!
機械物は、徹底的にマスターする夫君、
明けても暮れても、アイフォンチャン~〰
必死になって、
指先入力の練習で、アタフタしている私の傍らで、
ドンドン、ドンドン、
新機能を発見しては、
パソコンからドーキさせまする。
ドーキって??
動機?? 動悸?? 同期なの??
まったく、チンプンカンプンな私。
毎日、毎日、特訓!!
電話もチョコット触れただけで、
かけるつもりのない友達に、
かかってしまい、
「もしもし、どうしたの?」
「エッ、アア、今度は、何食べに行く??」
勝手にかかっちゃったのよ~の一言も、言えずじまい。
私のアイフォンチャンのはずが、
結局、
夫君の手のひらで、
管理チェックを受けるはめに。。
でも、でもね、
GPS機能、恐るべし
勇んで出かけた、
友人たちとのランチも、
おしゃべりに夢中になって、
一駅、乗り過ごしたことまで、
バレてしまったぁっ~〰